こんにちは!
コモハウスの向谷地です。
昨日の鎌倉市注文住宅の建築現場より引き続き。
間取りの検討やお打合せをしているなかで、設計者として耐力壁などの耐震要素のお話はしておかなければいけません。
間取りを優先したい場合も多いかと思いますが、耐震要素を無しとする訳にはいかず、窓を諦めて頂く場合もあります。
今回はそんなケースで採用した「構造開口フレーム」です。
耐震要素は面材や筋交などを設置しますが、そうすると窓の設置ができません。
そこで、強固な四角いフレームを窓回りの設置してあげることで、窓設置しつつも耐震要素となってくれます!
2階のリビングの一角に採光用ボイド(1坪のバルコニー)を設け、3方を窓で囲っていますが、構造計算を行い耐震等級3を取得する上で、どうしてもここに耐震要素が必要だったため、構造開口フレームを採用することで解決しました。
ややコストは上がるかと思いますが、窓などの開口を優先したい場合はこうした商品を使ってみるのも良いかと思います。
向谷地