皆さん、平家を建築するにあたって、何に注意を払えば良いかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、平屋の注意点として採光と通風について解説し、工夫の方法までご紹介します。
□採光と通風には注意
*採光における注意点
まず、採光について考えてみましょう。
一般的には、書斎やリビングなど、長時間滞在する部屋は日当たりを良くするため、南東に設置する場合が多いです。
また、キッチンや洗面所など、水回りの場所は西日が入りつつも、日陰になりやすい北西に設置する場合が一般的です。
この日当たりを考慮するときに、周辺の建築事情や敷地の広さが影響して、望む通りに設置できない場合があります。
そこで、平家の場合は、望んだ日当たりの良い場所の選択肢がさらに狭まってしまう可能性が高まります。
従って、採光においてはより注意して検討するとより快適な生活を作りあげられるでしょう。
*通風における注意点
続いて、通風について考えてみましょう。
通風においては、1つの部屋に対して、対になるように2つ以上の窓を設置することで風通しを良くすることが一般的です。
そのため、部屋の数が多ければ多いほど、壁の枚数も増え、風の通り道を妨げてしまう可能性が高まります。
平家を建築する際も、この通風においては注意して検討することをおすすめします。
□採光と通風の工夫の方法とは
それでは、以上2点の注意点を踏まえて、実際、平屋の建築の際にどのような工夫を施せば良いのでしょうか。
ここからは、その工夫の方法をそれぞれ紹介していきます。
まず、採光においては高窓のように、窓を工夫しましょう。
高窓は、その名の通り、壁の高い位置に設置する窓のことです。
高窓によって、高い位置から日光を採り入れることで、家の周辺に対するプライバシーも守りながら明るさと暖かさを確保することが可能です。
予算に余裕がある場合は、中庭を設置することで、より日光を取り入れられる機会を増やすこともおすすめします。
続いて、通風においては、開口部の位置を工夫しましょう。
例えば、開口部を南北に設置することをおすすめします。
なぜなら、日本の風は主に南北の方向に吹くためです。
また、中庭を設置して、空気を循環させることも有効です。
単純に、大きな窓を設置することで風通しを良くすることもおすすめします。
□まとめ
今回は、平屋の注意点として、採光と通風について解説し、工夫の方法までご紹介しました。
この記事を参考に、ぜひ採光と通風の面を工夫してみてください。
また、横浜、鎌倉周辺でこうした平家に関するお悩みがある場合は、ぜひ当社で相談会も実施していますので、ご活用ください。
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