注文住宅ローンの流れとポイントを紹介します!

家づくりとお金
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住宅ローンの実行まで、どのような流れで進めていくのかご存知でしょうか。
大きな金額が動くことになるため、少しでも住宅ローンの知識を蓄えておくと良いでしょう。
そこで今回は、注文住宅ローンの流れとポイントをご紹介します。

□ローン実行までの流れについて

注文住宅において、具体的なローン実行までの流れを3段階に分けて紹介していきます。

まず、ローンの申し込みから請負契約に至るまでの段階です。
この段階では、建築会社を決定したのちの見積もり計画が出されるタイミングです。
この際、金融機関に住宅ローンの申し込みをすることで事前審査を受けます。

この事前審査では、見積書と計画書が必要なので注意しましょう。
審査を通過すると、建築会社と工事請負契約を結べます。
この後、建築会社側で建築確認の申請が行われます。

次いで、請負契約からローン特約を確認するまでの段階です。

工事請負契約の際、契約書に「ローン特約」と記載されているかどうかを確認しましょう。
ローン特約は、予定の住宅ローンが借りられない場合に契約解除が可能になる約束です。
前述した事前審査が通ったとしても、その後の審査も滞りなく通るわけではありません。
仮に本審査が通らなかった場合、住宅ローンを借りられないにも拘らず、家を立てなければならない状況に陥ってしまいます。

つまり、ローン特約の記載があれば、本審査が通らなかった場合でも、こうした契約を解除できるため、確認しておくことをおすすめします。

そして、建築確認からローン実行までの段階です。
住宅ローンの本審査で必要な書類は「建築確認済書のコピー」「建築確認申請署の1から5面までのコピー」です。

そのため、建築確認申請書が出されたタイミングで本審査を申し込み、本審査が通過すればローン契約を行います。

実行された住宅ローンのお金は金融機関で管理されることが一般的で、工事の進捗具合に合わせて、建築会社へ支払いが行われます。

□住宅ローンにおいてのポイントとは?

住宅ローン実行までの流れを見てきましたが、ここで住宅ローン全体におけるポイントを1つご紹介します。

それは、「通常の住宅ローンの融資開始前には大きな支払いが必要となる」ということです。

何を事前に支払わなければならないのでしょうか。
それらは、工事費の残金を除いた「土地の購入費」「建築工事費総額の6から7割」です。

住宅ローンは原則として土地だけの購入には使用できません。
そして、規則として完成した建物の引き渡し時に融資が開始されます。

従って、それぞれのこうした状況に合わせた住宅ローンの金融商品の検討が必要です。
そのため、ご自身の資金計画もしっかりと立てると良いでしょう。

□まとめ

注文住宅ローンの流れとポイントを紹介してきました。
ローン特約の確認のような、もしもの時のための契約解除方法まで知っておくことは住宅ローンを申請する際の安心感にもつながるでしょう。
この記事を参考に、ぜひ住宅ローンについて知識を深めていくことをおすすめします。

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