念願の新築、可能な限りトラブルを避けたいと思う方がほとんどでしょう。
今回は、家づくりで起こるトラブルとその防ぎ方について紹介していきます。
□家づくりで起こるトラブルとは?
家づくりにおいて起こりやすいトラブルは大きく3つあります。
1つ目は、想像していた完成イメージと異なった家になってしまうことです。
注文住宅として家を建てる際、家の完成像を自由につくり変えることが可能ですが、一方で共に家づくりを行う建築会社との完成像の共有がしっかりと行われていないと、想像とずれてしまうことがあります。
「協働者と共通認識を持つ」ということを意識して家づくりに取り組むと良いでしょう。
2つ目は、工期が遅れ、家が完成するまでに予想よりも時間がかかってしまうことです。
注文住宅の際、一般的には家の完成は半年から1年半程度の工期で完了します。
しかし、さまざまな理由で工期が遅れる可能性はあります。
従って、進学・就職などのタイミングでの家づくりを検討している方は、工期が遅れてしまう可能性も加味しながら家づくりに取り組むと良いでしょう。
3つ目は、近隣住民と一悶着起きてしまうことです。
工事中の作業音や作業員の出入りが激しくなってしまい、それを理由に近隣住民から苦情が届く可能性があります。
家が完成したらその場所に住み続けるため、近隣住民とは良好な関係を保てるように適切な対応を行いましょう。
□トラブルを防ぐには?
ここからは、前述したようなトラブルが起こらないように防ぐ方法を4つ紹介していきます。
1つ目は、コミュニケーションをしっかり取ることです。
これは、協働者と共通認識を取るための一つの手段です。
実際に現場に足を運んで作業員とのコミュニケーションを取ります。
この際、自分の考えをはっきりと伝えることを意識しましょう。
また、そのコミュニケーション内容を書類や音声として記録しておくと、再度確認したい時に便利です。
2つ目は、契約書を確認することです。
契約書においても詳細までしっかりと目を通さないと、重要な部分を見逃してしまう可能性があります。
加えて、工事図面も見せてもらい、実際の建築現場に出向いて確認することもおすすめします。
3つ目は、引き渡しの時に再度確認をすることです。
引越し後の対応は難しい場合が多いため、可能な限り引き渡し時までには細かいチェックを済まして、引き渡し時に再度確認を取れるようにしておきましょう。
□まとめ
今回は、家づくりで起こるトラブルとその防ぎ方について紹介しました。
この記事を参考に、気持ちよく念願の新築が建てられるよう対策しておきましょう。
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