ローコスト住宅はシンプルな構造になるため、どうしてもランニングコストがかかりがちです。
この記事では、ローコスト住宅でよくある失敗と後悔しないための対策について詳しく解説します。
ローコスト住宅について疑問点がある方は、ぜひ参考にしてください。
□ローコスト住宅でよくある失敗とは
1つ目は、安っぽいと感じることです。
ローコスト住宅は外装や内装、水回りなどの設備をできるだけコストカットして設置します。
そのため、どうしてもシンプルな作りとなってしまい、簡素なイメージを持ってしまう可能性があります。
特に、住宅で高級感や重厚感を感じたいという方は注意しましょう。
しかし、安っぽいという意見がある反面、シンプルなためアレンジしやすいという意見もあります。
2つ目は、メンテナンスにお金がかかることです。
ローコスト住宅は、扱っている建材の価格がリーズナブルであることが多いです。
そのため、資材や設備の寿命が短く、短期間でメンテナンスや取り替えが必要となります。
外壁の塗り替えではおよそ100万円かかりますし、家のクロスの張り替えは50万円以上が必要となります。
ローコスト住宅はイニシャルコストを抑えられても、メンテナンスのようなコストがかかるため、長期的に考えると必ずしも安く済むとは限りません。
3つ目は、住宅の性能が低いことです。
ローコスト住宅は、必要最低限の機能しか備えていないことが多いです。
最近では高断熱・高気密住宅や環境に配慮した住宅のように、住宅の性能の高さが重要視されていますが、ローコスト住宅ではこれらの性能を持っていないことが多いです。
断熱性・気密性が低いと、夏は暑くて冬は寒い住宅になってしまいます。
暖房や冷房をつける必要があるため、結果として光熱費が高くなってしまうでしょう。
□ローコスト住宅で後悔しないための対策とは
定期点検やアフターメンテナンスの内容を確認しましょう。
住宅は完成して終了ではなく、安全安心に生活するために完成後も優れた状態を維持し続けることが大切です。
保証が足りないと、メンテナンス費用や修繕費がかかり、結果的に費用が大きくなる恐れがあります。
そのため、完成後の保証内容や期間についての確認を入念に行いましょう。
その他にも、第三者によって住宅の性能を評価してもらうという方法もあります。
□まとめ
今回は、ローコスト住宅でよくある失敗と後悔しないための対策について詳しく解説しました。
住宅は完成後、数十年間優れた状態をキープする必要があります。
そのため、建てた後のことを考えて住宅を計画しましょう。
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